小アルカナ カップの10 正位置
カップは「水」のスート🚰
「水」は人の心や愛情感情の象徴です🌊
その物語の最後のカードであるカップの10は、見ての通り、家族が楽しげに空に架かった虹のカップを眺めている、本当に幸せそうな図柄です💕
物語の最後に出てくるフレーズ。
「こうして～は幸せになりましたとさ。
めでたしめでたし✨」そのものです📖
こんな見た目にもハッピーなカードがタロット占いの現場で出ると、お客様も「あれ❓何かいいんじゃない💗」って感じてくれますし、私もすんごく嬉しくなります💖
さて、この「めでたしめでたし」というフレーズは、絵本や児童書、アニメ日本昔話（古いかな😅）などで一度は耳にしたことがあると思います👂
読んで字の如く、おめでたい状況ですよね🎵
あの有名な『ゲド戦記』を翻訳した清水 眞砂子さんの著書『幸福に驚く力』の中に、こんな文章があります📖
『生きることに意味があるかないかわからないから、それを問おうとしているのが「小説」つまり「大人の文学」であるとすれば、生きることに意味があることを前提にしているのが「物語」、たとえば児童文学』
『「大人の文学」はよくまあ、これだけ不幸に目を凝らすものだと思われるほどに、人の不幸をえぐり出す。それではふり返って児童文学は何をやっているのかというと、「子どもの文学」のほうは幸福に目を凝らしている、と思い始めた。子どもの本というのは、幸福のさまざまな在りようが書かれている。たとえば、一見不幸と見える物語でも、よく目を凝らすといっぱい喜びが潜んでいること、幸福がうごめいていること、それらを取り出して書いている。』
『子どもの文学に求められる最低のモラルは、「人生は生きるに値する」ということだと申し上げたい。』
『人生は生きるに値するというのは、別の言葉で言いますと、子どもの文学というのは、「めでたしめでたし」で終わらなくてはいけないということです。つまり、ハッピー・エンディングでなければいけない。なぜかというと、一所懸命生きたあげくに悲劇で終わったら、子どもたちにとっては希望がなくなってしまうからです。人生、最後にストンと滝に落とされてそれっきりとなるということは、人生に裏切られるということだからです。子どもの文学はハッピー・エンディングでなければならない。』
そうなんですよね～🧐
深いですね～😌
だからね、もう人生が辛くて辛くてたまんないのよ😭どうにもこうにも苦しいのよ😢
って時は、子供の頃に好きだったお話をもう一度読んでみるのもいいと思います📖
または本屋さんに行って、ピンと来る児童書を読んでみてはどうでしょう📚
もちろん、大人の世界は、めでたしめでたしでは終わらないこともたくさんあります💧
でも、きっと、どんな人生にだって
「幸せな気持ちになれる」出来事が必ずあるはずです✨
それさえ忘れなければ、そこには「希望」が生まれます💖希望が生まれれば「生きる力」が湧いてきます💪
そして、その生きる力が「ハッピーエンド」を呼び寄せるのです☘️💕
忘れないで下さい😌
「心」はどんな器にも入れるよう形を変えていけるのです🌊どうか、自らわざわざ小さな入れ物を用意して、その中で濁ってしまわないで下さい。どうか、大きく広い海を目指して下さい🚢
どんな人生も「生きるに値する」❗
綺麗事でいいんです❗人生をもっともっと綺麗にピカピカに❗人生の最後をハッピーエンドにしましょうよ🎵ね😉
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